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導入事例 : SCSK株式会社

背景

SCSK株式会社は、お客様のニーズの先を読み、最適な解決策となるITサービスをご提供するシステムインテグレーターです。 あらゆる業界の課題解決に精通するスペシャリストたちが、それぞれの専門知識の結集、連携により、お客様に最適なソリューションをご提案いたします。

当社では人材育成の一貫として先進技術のキャッチアップを目的とした社内研修「トレンドトレーニング」を定期的に開催しています。 2022年度のテーマの一つに「IoT」があり、ハンズオンを行う際に実際のデバイスの代わりにデータを送るモノとして、mockmockを利用させていただきました。

課題

ハンズオンの内容は、デバイスからGoogle Cloud Platformへ向けてデータを送信し、そのデータを視覚化するというものでした。

参加者は普段業務でIoTデバイスを扱っているわけではないので、ハンズオンにデバイス操作の工程まで組み込むと、デバイスの設定ミスや不調などに時間を取られ、ハンズオンを完走できないことが考えられました。

一方で、今回のハンズオンでは「デバイスからのデータをクラウドで受け取った後にどう活用するか」という体験を目的としていたため、デバイスを扱うこと自体はIoT講座の本質ではありません。 また、運営側としても、ハンズオンに実物のデバイスを用意しようとすると、選定・確保・保管などの課題がありました。

mockmock導入による効果

SCSK株式会社 Architecture

今回実物のデバイスの代わりにmockmockを利用することで、参加者は今回のハンズオンの本質である「デバイスからのデータをクラウドで受け取って活用する」という部分に集中して学習することができました。

mockmock側の設定も簡単でしたし、データの内容も容易に加工できるため、送信するデータにバリエーションを持たせることができました。 また、デバイスを用意する必要がなかったため運営側の準備もスムーズでした。

担当者からのコメント

mockmockを使うことでハンズオンは円滑に進み、受講者の皆さんには講義時間内でデバイスからクラウドでデータを受け取るまでの流れを理解・体験いただくことができました。

また、コロナ禍ということもあり全講義オンライン開催だったためデバイスの準備が必要ないというのは非常に助かりました。

SCSK株式会社
ソリューション事業グループマネジメントサービス第一事業本部
通信マネジメントサービス第一部第二課
楠山 ななみ 氏